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外科的大動脈弁置換術後の人工弁機能不全に対するTAVI(TAV in SAV)
大動脈弁狭窄症のため生体弁による開胸大動脈弁置換術を施行した場合、おおむね術後10-15年程度経過すると、経年劣化に伴って人工弁機能が低下します。その際は、つい最近までは全身麻酔+人工心肺補助下での再開胸手術以外の選択肢がありませんでした。現在は、治療経験の豊富な施設に限定して、外科的生体弁機能不全に対する経カテーテル大動脈弁植込術(TAVI)の施行が認められ、当院はその条件を満たしました。
基本的には再度開胸手術を施行することなく、局所麻酔+鎮静下でのカテーテルによる治療が可能な場合が多くあります。
経カテーテル大動脈弁植込術(TAVI)についてはこちら
TAV in SAV治療 実施施設基準 (経カテーテル的大動脈弁置換術関連学会協議会、2018年7月1日施行・2019年1月29日改定)
・直近の1年間において、TAVR実施施設認定の更新基準相当のTAVR症例を実施していること(年平均20例以上のTAVRの実施)。
・メドトロニック社TAVRシステムのデバイス指導医、または同等のデバイス経験を有しかつ指導医資格申請中の術者が所属する施設であること。
・施設で行われたTAVR症例について、レジストリーデータ登録が100%行われていること。