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当院の特徴
三大疾病と運動器疾患を中心とした急性期医療に貢献
当院はがんと脳疾患、心臓疾患、運動器疾患を中心に高度医療を展開しています。また24時間365日の救急医療体制と、高度な検診医療の推進に力を入れています。とくにがんは“切らないで治す”最先端医療を掲げており、地域の皆さんが安心して受診でき、ご家族が安心して患者様を預けられる病院を目指しています。当院には、看護師として、ひとりの医療人として成長していく上で、必要な環境が整っています。
高度な医療
ハイレベルな経験・知識を得られる場所
当院は、脳神経外科に強みを持つ孝仁会と、心臓血管センターとして札幌で30年の歴史を持つ大野病院が合併して生まれた高度急性期病院です。7階建ての新病院には、3階6病棟(276床)のほか、ハイブリッド手術室など8室の手術室、個室化した18室のICUを持ち、屋上にはヘリポートを備えています。医療人の招聘、育成にも力を入れており、北海道だけでなく全国でも有数のハイレベルな医療を提供する病院として、地域に貢献できる病院を目指しています。当院で最先端の医療や、多くの症例に触れることは、看護師のキャリアにおいて、かけがえのない経験になるはずです。さらに、最先端の医療を安全に提供するためには、適切な医療知識と看護技術が必要です。当院では、体系的な教育・研修システムを用意し、院外研修への参加も積極的に推奨、教育面でも看護師のキャリアをサポートします。
さまざまな研修制度でキャリアをサポートします
院内研修
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院外研修
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スタッフ紹介
4階西循環器内科病棟/菅野彩音
2018年入職 病棟看護師 循環器内科では入退院が多く、急変リスクも高い科なので、日々緊張感を持って仕事を行っています。また、患者様に対しての生活指導を行うことが多いので、やりがいを感じています。週に1回行われる他職種カンファレンスを通して退院支援に関わることができるのも、良い経験となっています。定期的にスタッフによる勉強会があるので、日々積極的に学べる環境が整っていて、働きやすい職場です! |
6階病棟/小笠原楓
2018年入職 病棟看護師 婦人科、乳腺外科の手術や化学療法、放射線治療科などが多く、長く治療されている患者様もいらっしゃいます。 勉強するのは大変ですが、女性疾患ならではの看護や最新医療、様々な分野について学ぶことができ、とてもいい経験ができています。 |
4階東心臓血管外科病棟/増澤沙歩
2016年入職 病棟看護師 以前は手術前の狭心症や弁膜症の患者様が多かったのですが、札幌孝仁会記念病院になってからはがんや循環器以外の症例が増えてさまざまな症例を学べています! 急変時の対応を身につけたら、ICUや救急にもチャレンジしたいと思っています。 |
手術室 中央材料室/横葉愛実
2016年入職 オペ室看護師 脳外科手術に対応するため、オペ室には新しくMRIが入りました。最新機種のダヴィンチをはじめ、全国でも数少ない機器や装置が当院には用意されています。オペは毎日あって、日々、勉強するのは大変ですが、最新の医療技術を学びながら経験が積めます! |
手術室 中央材料室/佐々木映美
2016年入職 オペ室看護師 手術室はいそがしいけれど楽しいです! 日々、病棟では味わえないことが学べています。手術後の患者様をICUに訪問に行ったとき「ありがとう」と言われると、頑張ったかいがあったと嬉しくなりますね。先生も先輩もみんな優しく、プライベートで食事に行くこともあるんですよ! |
高度なチームワーク
信頼できる仲間との出会い、スペシャリストとしての成長
当院には、道内各地から医療への高い志を持ったスタッフが集まり、各自の専門性を活かしながら連携を深めています。そのひとつが、病院全体で進めているチーム医療です。たとえば感染対策チームでは、1週間に1回ミーティングとラウンドを行い、医師、薬剤師、看護師がそれぞれの視点から活発な意見を交わし、院内の感染対策に努めています。感染対策チームは、看護師だけでなく薬剤師も認定の資格を持っており、より専門性の高いチームとなっています。スペシャリスト・ナースの紹介
札幌孝仁会記念病院には専門看護師・認定看護師が在籍し、専門分野の知識・技術を活かした支援を看護職員や他職種・ご家族に行っています。専門看護師とは
患者様やそのご家族、医療関係者や地域の方々などに対して質の高いケアを行うために、特定の分野において専門性の高い優れた実践看護能力がある者として、日本看護協会より認められた看護師のことを言います。
専門看護師になると、患者様本人の看護だけではなく患者様のご家族や地域と連携してケアを行ったり、現場の人材育成や調整なども行います。
【資格】
看護師として5年以上の実務研修(うち3年間以上が専門看護分野の実務研修である事)と、看護系大学院修士課程修了者で、日本看護協系大学協議会が定める専門看護師教育課程基準の所定の単位(総計38単位)を取得し、専門看護師認定審査に合格することで取得できる資格です。【活動内容】
患者様・ご家族・医療関係者や地域の方々へ、専門看護分野において以下の6つの役割を担います。
1)実践:個人、家族及び集団に対して卓越した看護を実践する。
2)相談:看護者を含むケア提供者に対しコンサルテーションを行う。
3)調整:必要なケアが円滑に行われるために、保健医療福祉に携わる人々の間のコーディネーションを行う。
4)倫理調整:個人、家族及び集団の権利を守るために、倫理的な問題や葛藤の解決を図る。
5)教育:看護者に対しケアを向上させるため教育的役割を果たす。
6)研究:専門知識及び技術の向上ならびに開発を図るために実践の場における研究活動を行う。
【在籍専門看護師資格一覧】
- 慢性疾患看護専門看護師
当院には1分野2名の専門看護師が在籍しております。
【当院の専門看護師の紹介】
慢性疾患看護専門看護師/井上 真奈美
慢性疾患と共に生きる患者様が生活の中でうまく疾患をコントロールして自信をもってもらえるよう、また急性増悪や合併症等の発症を可能な限り予防し、症状が進行した場合においても新たな生活を築くための支援を行って行きます。 また患者様だけでなくご家族・医療者・地域の皆様に対してもサポートを行い、シームレスな援助ができるよう心がけています。 慢性疾患をもつ患者様・ご家族の生き方に寄り添い、その人がその人らしく過ごせるよう医療チームづくりと質の高い看護提供を目指して活動を行っています。
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慢性疾患看護専門看護師/新屋 理良
慢性疾患には、心臓病、脳卒中、慢性呼吸器肺疾患、糖尿病、高血圧、がん、神経難病などがあります。外来・入院といった療養場所を問わず、地域や病院で療養されている方が対象になります。 慢性疾患とともに生きる患者様やそのご家族が、その人にとって良好な状態で療養できるよう、院内外を問わず、多職種の力を得ながら連携・調整し、包括的な支援を行っていきます。 |
認定看護師とは
認定看護師は、高度化し専門分化が進む医療の現場において、水準の高い看護を実践できると認められた看護師です。「認定分野」ごとに日本看護協会が認定しています。
【資格】
看護師として5年以上の実務経験と日本看護協会が定める615時間以上の認定看護師教育を修め、認定看護師認定審査に合格することで取得できる資格です。【活動内容】
患者様・ご家族に、よりよい看護を提供できるよう、認定看護分野ごとの専門性を発揮しながら認定看護師の3つの役割「実践・指導・相談」を果たし、看護の質の向上に努めています。当院には、5分野5名の認定看護師が活動しています。【在籍認定看護師資格一覧】
- 手術看護認定看護師
- 集中ケア認定看護師
- 慢性心不全看護認定看護師
- 感染管理認定看護師
- 脳卒中リハビリテーション看護認定看護師
【当院の認定看護師の紹介】
手術看護認定看護師/中嶋 有希
手術看護認定看護師は、周術期(手術療法が必要であると診断されてから、手術を終えて退院するまでの期間)を通して多職種と協業し、周術期チームの一環として、安全かつ円滑に手術を進行するための調整を行います。 その中で手術を受ける患者様・ご家族が抱える問題を把握し、科学的根拠に基づき必要かつ適切な看護を提供しています。 手術看護実践場面におけるスタッフへの指導や、周術期看護の質の向上を目的に、院内外の看護スタッフや看護学生に対し教育を行っています。 |
集中ケア認定看護師/井上 真奈美
集中ケア認定看護師の役割とは、患者様の急性かつ重篤な病態を理解したうえで日常生活援助を行い、障害の程度を最小限にし、回復を促進する早期リハビリテーションの実践です。生命維持に必要な多くの医療機器の中で、非日常的な環境に直面する患者様・ご家族の方々に対し、生活者の視点を忘れずに、その方の大切にしている思い・願いを叶えられるような医療チーム作りと質の高い看護実践を目指して活動を行っています。 また、集中治療後症候群予防に向けた取り組みを新たに取り入れ、回復された方々や治療を経験された患者様・ご家族にストレスが残らないように看護ケアを提供しています。 |
慢性心不全看護認定看護師/小林 香
慢性心不全看護認定看護師として、多職種連携による心不全サポートチームが、毎週ラウンドを行いガイドラインに沿った治療の評価や、セルフモニタリングを支援する事で、心不全増悪の回避・実践可能な療養生活を患者様と一緒に考えています。 また、心不全の終末期を最後まで自分らしく過ごしたいという患者様・ご家族の思いを支援し、コーディネーター役として在宅療養を支えることを大切に活動しています。 |
脳卒中リハビリテーション看護認定看護師/三浦 緑
脳卒中の種類には「脳梗塞」「脳出血」「くも膜下出血」があります。脳卒中は突然発症し、さまざまな後遺症により、これまで当たり前のように行っていた「歩く」「話す」「食べる」などの日常生活が行えなくなる患者様がいます。 脳卒中リハビリテーション看護認定看護師としては、脳卒中の発症予防とともに、発症した場合に重篤化を回避するためのケアや合併症予防の実践に努めています。また、急性期から医師やセラピスト、社会福祉士など多職種と連携し、障害にあったリハビリテーションを日常生活に取り入れながら、社会復帰に必要な支援を行っています。 脳卒中再発予防のため患者様・ご家族の相談に対応し、健康管理指導も重要と捉えて活動しています。 |
感染管理認定看護師/平井 亜美
感染管理認定看護師として院内感染対策チームで中心的役割を担い、感染制御医師や臨床検査技師・薬剤師などと協同して感染防止に関する活動を行っています。さらに活動内容には耐性菌などの検出菌の状況調査や、手術創感染や中心静脈ライン使用による血流感染の発生状況を調査する医療関連感染のサーベイランス、定期的な院内ラウンド、感染予防マニュアルの作成と多岐にわたります。感染対策の重要性を職員ひとりひとりが理解できるよう職員研修をはじめ、各部署のリンクスタッフの育成を行い、職員・患者さん・ご家族など病院にかかわる人を感染から守る活動を行っています。 |
看護部メッセージ
札幌孝仁会記念病院の看護師として一人ひとりが輝き、看護師としての目標を達成できるよう応援します。
当院は、がん、脳卒中、心臓病の三大疾病と運動器疾患を中心とした高度急性期病院です。最先端の医学的英知と最新の医療機器を駆使し患者様にやさしく、より安全で苦痛の少ない医療を提供しています。また、24時間365日の救急医療体制と、高度な健診医療の推進により、地域に貢献できる病院を目指しています。
看護部は看護部理念を柱とし、安全・安心・満足・納得していただける看護を目指して、一人ひとりの持てる力を最大限発揮できるよう看護職の育成に取り組んでいます。また患者様・ご家族に満足いただける療養環境づくり、職員が生き生きと活動できる職場環境づくりに努めています。
看護部長
看護部理念
思いやりある看護が提供できる「こころ」を大切にします。
看護方針
- 安全で、安心できる看護・技術を提供し、急性医療に対応します。
- 看護職の専門性・主体性を発揮し、多職種と協働しながらチーム医療を効率的に推進します。
- 明るい笑顔、言葉づかい、さわやかな接遇マナーを心がけ、快適な環境つくりに努めます。
- 看護職一人一人が質の高い看護が提供できるよう、教育と自己研鑽に努めます。
部署紹介
がん・脳卒中・心疾患の3大疾病、運動器疾患を中心に24時間体制で最先端の医療を提供する当院。患者様が安心して、安全に、満足のいく治療を納得いくまで受けられるよう、さまざまな部門を整備して各症例に対応しています。当院は男性看護師が多く、本人たちからも「非常に働きやすい環境」という声があがっています。
未経験でも学びたい分野があれば配属先を考慮していますので、お気軽にご相談ください!
4階西病棟
循環器内科
病床数:44
4階西病棟は、虚血性心疾患・不整脈・心不全・血管疾患・弁膜症などの循環器疾患の患者様が入院されています。年間約1100を越える経皮的冠動脈カテーテル検査が行われ、不整脈の患者様には、カテーテルアブレーションやペースメーカー植え込み術の患者様も多くいらっしゃいます。経カテーテル的大動脈弁植え込み術(TAVI)を行う患者様が増え、130例行いました。(開始から2019年11月まで)また、2019年度より経カテーテル的心房中隔欠損閉鎖術を開始しました。最新の治療を提供し、循環器病棟として専門的な学習や知識の習得ができる病棟です。症状に合った看護を展開し、退院後も自己管理していけるように生活指導を行っています。入院中や退院後も安心して生活ができることを目指し、患者様個々に合った看護が提供できるよう努めています。 |
4階東病棟
心臓血管外科
病床数:44
4東病棟は、冠動脈疾患、弁膜症、大動脈疾患、末梢血管疾患などの外科的治療を中心とした心臓血管外科病棟です。開胸手術や末梢血管手術のほか、低侵襲心臓外科手術(MICS)や経カテーテル的大動脈弁植え込み術(TAVI)、大動脈疾患に対するステント治療などの低侵襲手術の患者様にも対応しています。安全で安心な看護の提供を心がけており、患者様が安心して手術が受けられるように精神的なサポートを行っています。また、手術室や集中治療室と連携を図り、専門性の高い看護が提供できるように日々努力をしています。患者様が退院後も安心して生活ができるように早期から地域連携室、リハビリテーション科、栄養課や薬剤部とカンファレンスを行い、チーム医療に力を入れています。 |
5階西病棟
脳神経外科、整形外科、脊椎脊髄外科
病床数:46
5階西病棟は、脳神経外科、脳神経内科、脊椎外科の混合病棟です。手術やカテーテル治療、内服薬での管理を行っています。ほとんどの患者様が神経障害を有しており、早期に生活の再構築が必要なため他職種とチームを組んで、今後の生活を見据えた看護を提供しています。入院される患者様は、突然の発症や、症状に苦痛を感じることが多いため、身体的側面だけではなく精神的側面での看護も必要です。そのため、患者様、ご家族のニーズに応じた看護を提供できるよう、多職種を含めて日々話し合いを行っています。また患者様が安心して入院生活が送れるようにひとり一人が日々自己研鑽しています。 |
5階東病棟
消化器内科、消化器外科、呼吸器科、放射線科、耳鼻咽喉科、頭頚部外科
病床数:44
5階東病棟は、整形外科、頭頸部外科、呼吸器内科などを中心とした混合病棟です。整形外科は外傷・変性疾患・炎症性疾患・腫瘍性疾患など、頭頸部外科は脳・眼球を除いた首から上の構造の良性・悪性腫瘍・外傷・奇形などと対応部位は広く、合併症の多い患者様でも他科と連携して治療を行うことが可能です。毎日のように緊急入院の受け入れや手術が行われており、周術期の看護を学ぶことが出来る病棟です。リハビリテーションを含めて入院治療を数ヶ月要する場合もありますが、多職種と連携を図りながら、早期リハビリに取り組んでいます。また、リハビリが継続できるように、看護が途切れることなく継続できるように、地域の医療機関とも連携を図っています。患者様やご家族の望まれる生活を目標に、意思決定のプロセスを支援できるよう努めています。 |
6階病棟
混合病棟
病床数:48
6階病棟は悪性腫瘍を中心とした混合病棟です。主に放射線治療、化学療法、手術が中心です。放射線治療は科を超えて行われますが、治療を終えるまでは副作用のケアだけではなくいろいろな側面からのサポートが必要です。乳腺外科、婦人科は年齢の若い女性も多く、腫瘍血液内科は発症後の早急な対応が求められるため様々な化学療法が行われています。消化器内科、消化器外科は検査、手術と一連の過程を支えて行きます。共通するのは疾患だけではなくそれぞれのライフステージを理解すること、がん治療に向き合う患者様やご家族の意思決定が尊重できることです。笑顔で力強く支え、寄り添える看護師でありたいと日々努力しています。 |
ICU
病床数:18
ICUは、心臓、大血管手術後や経カテーテル的大動脈弁植え込み術(TAVI)後、急性冠症候等の循環器疾患の方々、脳神経外科疾患や重篤な代謝性疾患等、重症度の高い患者様が入室されます。様々な医療機器の高度化に伴い、急性期病院の集中治療室では治療内容の変化がめまぐるしく、常に専門性の高い高度な知識と技術が求められます。 その専門的な知識や技術の習得と訓練を実施しながら状況に応じた適切な情報収集を行い、アセスメント能力そして判断力を養えるよう研鑽を続けています。 私たちはプライマリーナーシング体制で心身ともに高いストレス環境で療養される患者様へ、心身の負担を最小限にできるような看護の実現に向けて努力しています。 |
SCU
病床数:9
SCU病棟は、脳卒中ケアユニットとして、脳梗塞、脳出血およびくも膜下出血の患者様が入院されています。他職種からなる脳卒中専門チームがリハビリテーションを含む診断・治療を行っています。
2018年9月より6床から9床へ増床し、急性期の患者様に対して、質の高い医療・看護の提供ができるよう全身状態の観察を行い、異常の早期発見や状態に合わせた個別性のある看護を展開しています。 SCUのメリットは、死亡率の減少、在院期間の短縮、自宅退院率の増加、長期的な日常生活能力と生活の質の改善を図ることです。これらを目的に、チーム医療を展開しています。 |
外来
外来は1階で16診療科の診療、3階では化学療法室・乳腺外来看護を担っており、1日平均患者数は350名となっています。 当院はがん、脳卒中、心臓病の三大疾病と運動器疾患を中心に最先端の医療の提供を目指しています。安全に外来診療が行なわれ、患者様・ご家族が安心して診療・治療が受けられるよう看護師は努めています。外来は診療科ごとに分かれていないため、全診療科の特徴を踏まえ、スタッフ全員が対応できるよう日々取り組んでいます。 化学療法室では全科対象の化学療法を専任の看護師が、安全に継続することができるよう支援を行っています。また入退院の際にも途切れることなく支援できるよう、継続看護にも取り組んでいます。 |
手術室・中央材料室
心臓血管外科、脳外科、耳鼻科、整形外科
消化器外科、婦人科 手術室:8室
手術室では、安全でかつスムーズに手術が進行するように、予測される問題点をチーム内で共有し手術に臨んでいます。また、患者訪問を行い手術に不安を抱いている患者様への精神的な援助に取り組み、患者様が安心して手術に臨めるよう、質の高い看護の提供を目指しています。経カテーテル大動脈弁植え込み術(TAVI)、また術中MRI・ダビンチ・O-armなどの高度医療機器を使用した低侵襲な各手術が安全・正確に実施できるよう、医師・看護師・コメディカルのチーム医療の提供を掲げています。 中央材料室では、オートクレーブ2台・ホルマリン滅菌器・過酸化水素滅菌器が稼働しています。院内で使用されるクリティカル器材の洗浄及び滅菌、手術室・アンギオ室で使用される器材の洗浄及び滅菌を一括管理し、安全・安心な器材を提供しています。 看護師は高度な手術の提供の役割を担うため、日々専門的な知識の学習への取り組みや、直接介助技術の向上を目指し、より良い看護の提供に努めています。 |
透析室
ベッド数:18床
透析室は、近隣の透析クリニックと連携して、入院や外来の血液透析、腹膜透析の導入支援や維持透析を行っています。透析を受ける患者様が、安全・安心に治療を受けられるように、院内の電子カルテと連動した透析支援システムを導入しています。このシステムを活用し、医療安全管理や継続看護を行っています。 また、透析医療を取り巻く医師とコメディカルによるカンファレンスを通して、情報共有や意志統一をはかり、患者様ひとり一人に対し、個別的で質の高い医療と看護を提供できるよう取り組んでいます。 看護師は患者様に寄り添えるよう、日々のケアや専門的な学習を通して自己研鑽を続けています。 |
内視鏡・血管造影室
内視鏡室では検査を中心に上部消化管内視鏡・下部消化管内視鏡が行われていますが、各止血術・胆膵内視鏡・イレウス管挿入などの介助も行っています。 血管造影室では主に循環器疾患である狭心症や心筋梗塞、末梢動脈疾患、不整脈に対する治療が行われています。IVR室では脳神経外科の血管造影・血管内治療や、放射線治療センター・消化器科の治療・処置にも携わっています。それ以外にも大動脈狭窄症に対するTAVIの術中介助も担っています。脳血管疾患や冠動脈疾患は、速やかに治療を行うことが生命予後やQOLに大きく影響するものが多く、24時間対応可能です。 低侵襲の検査・治療のニーズは今後益々拡大されることが予測されます。医師、看護師に加えて臨床工学技士、放射線技師など、様々なスタッフが連携して検査や治療にあたっています。患者様が安全で安楽に検査・治療を受けられるよう看護ケアを行い、精神的な負担に関してもサポートするよう心掛けています。 |
高機能放射線治療センター(SAFRA)
放射線治療は、手術・化学療法と並ぶ、がん治療の三本柱です。これらを組み合わせて治療が行われることが多く、近年、治療機器が進歩し、臓器の形態や機能が温存できることから放射線治療を受ける患者が増えています。さらに、全身への負担が少なくQOLが保持できるという特徴があります。 当センターは、サイバーナイフ、トモセラピー、陽子線の3つの治療機器を備え、患者様に合わせた治療を行っています。 看護師は専任で、患者様の「こころ」に寄り添い、治療が安心して受けられるよう精神的支援や意思決定の支援、有害事象の予防とセルフケアの指導など日々、思いやりある看護の提供に努めています。 |
救急外来
準備中 | 当院の救急外来は二次救急医療を担っています。2018年9月に独立した部署で、その後1年間の救急搬送患者は2,143件です。ドクターヘリの受け入れにも対応しています。緊急治療を必要とする状況や苦痛緩和に迅速に対応できるよう24時間受け入れを行っています。 来院する患者様の疾患は様々であり、幅広い知識や技術が必要になります。それぞれの役割を発揮できるよう、日々、努力しています。 また、救急外来を受診される患者様やご家族の多くは、突然の事態に強い不安を抱いています。その為、患者様やご家族の立場に立ち、不安が軽減できるような配慮や丁寧な看護に重点を置いて実践しています。 |
教育体制
日々、進歩し変化する医療知識・技術を習得することは、最先端医療を行う当院において必要不可欠です。そのために、キャリアやレベルに応じた教育・研修を継続的に行うキャリアラダーシステムを組んでいます。到達目標を明確にし、一段ずつ梯子を上るように確実にレベル向上を図るための「キャリア開発ラダー」「マネジメントラダー」を設定しています。また、さらなるスキルアップを図ため看護協会のセミナーなど院外研修への参加も積極的に推奨しています。教育方針
- 適切な判断に基づいた看護実践ができ急性期医療に対応した看護師の育成
- 思いやりのある看護を提供できる看護師の育成
- 専門性を発揮しながら主体的に行動ができ、後輩の支援・指導ができる看護師の育成
- 自己実現に向け取り組み、自己研鑽し続ける看護師の育成
キャリアラダー
ラダー別研修
看護実践基礎研修
- 看護過程・ケースレポート
- 看護倫理
- 摂食・嚥下 口腔ケア
- 輸血の基礎 他
看護研究
役割別研修
- メンバーシップ
- リーダーシップⅠ・Ⅱ・Ⅲ
- プリセプター 他
新人看護職員研修
「新人看護職員研修ガイドライン」(厚生労働省)をベースに、当院に沿った内容を企画し研修を実施しています。看護師として必要な基本的姿勢と態度、技術的側面、管理的側面から基本となる看護知識と技術習得を目指します。その他
- 看護補助者研修
- 臨地実習指導者研修
先輩の声
独身の方、育児中の方、男性女性、すべてのスタッフにとって働きやすい環境を目指す当院には、イキイキと“学び・働く”先輩がたくさんいます。先輩ナースの声を聞き、どのような働き方ができるか、どんな働き方をしていきたいか、想像してみてください。先輩の声
男性看護師が多いです!
ICU/鎌田大樹さん/2009年入職
Q 男性スタッフが多いことのアピール・良いところ
当院は男性看護師が多く、その中でもICUに多く在籍しています。同性同士なので、話がしやすく、毎年男性看護師だけで新年会を行ったり、プライベートでは釣りに行ったりなど、仲が良いです。仕事では、体位変換や移乗などを行う際は、女性スタッフから頼れることがある一方で、患者様から清潔ケアを断られることもあり、その際は、女性スタッフに依頼しお互いが協力しケアをしています。 |
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Q 法人の良いところは?
当院は急性期の病院なので、患者様の状態が多様に変化することがありますが、その際に、様々な科が素早く協力して治療できるところです。また、ICUには脳外科・心臓血管外科・消化器外科などの術後患者様が入室することが多く、その分、学習することは少なくありませんが、看護部の学習会だけではなく、部署での勉強会もあり、学習支援プログラムはしっかりしていると思います。私には2歳になる息子がいますが、隣接の保育園もあるため、パパママ看護師にも働きやすい環境だと思います。Q メッセージをどうぞ
恥ずかしながら学生時代は優秀ではなかった自分が新卒でICUに配属され、色々と大変なこともありましたが、沢山の先輩方に支えられて、今では後輩スタッフに指導することも多くなりました。後輩たちには「根拠」を大切にした知識と、看護の楽しさを伝えるように心掛けています。共に学習し、看護の楽しさを分かち合いましょう。 |
新卒で入職。充実の教育環境に満足!
外来(カテ・内視鏡部門)/上田翼さん/2015年入職
Q 入職のきっかけを教えてください
私は新卒で入職しました。札幌孝仁会記念病院で看護実習を受けた友人から「雰囲気が良かった!」と聞いたのがきっかけです。指導担当者の対応や、職員の挨拶がすごく良かったって。実際、私も入職して「1日でこんなにたくさん『お疲れ様でした』を言うんだ」と驚きました(笑)。雰囲気が良いこともあって、同期で辞めた人はひとりしかいないんですよ。もうひとつの理由は、急性期の中でも難しいと言われる循環器を若いうちに経験した方が良いと思ったんです。 |
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Q 教育体制が充実しているそうですね
勉強会や研修が多いので、新卒や私のような経験の浅いナースにはとても助かっています。勉強会は基本的に勤務時間内。研修は時間外ですが、家庭のある人には配慮してくれるところが良いですよね。以前はICU所属だったのですが、病棟での技術や知識を学びたいと思ったら、病棟で学習する時間を作ってくれることも。私も今度は新人に教える立場で勉強会を開くんです。そのための勉強もするので、学ぶ機会には本当に恵まれています。
Q 新病院に期待することを教えてください
札幌孝仁会記念病院は歓送迎会だけでなく、お花見やバーベキューといった親睦会が頻繁に開催されていて、スタッフ同士、本当に仲が良いんです。このあいだもボーリング大会があったんです。お子さん連れで参加した人もいるんですよ。そういった雰囲気は新病院でも継続したいですね。建物は新築なので広く明るいですし、駅直結なので職員だけでなく患者様にとっても通いやすくて良い環境だと思います。1から新しい病院をつくっていくのは大変だけど、一緒にがんばりましょう! |
先輩ナースの出身校
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福利厚生
先輩の声
働くママにとってとても良い環境です
5階西病棟/小野 由紀子/2017年入職 小さな子供がいるため、仕事と育児の両方に不安がありました。 しかし、隣接の保育園もあり現在は安心して働く事ができています。子育て中のスタッフも多く在籍しており、仕事と育児を両立するスタッフへの理解もあり働きやすい環境が整っています。 |
時間短縮制度があるので助かります
5階東病棟/流田 晴香/2005年入職 新卒で当院に就職し、2度の出産をしました。隣接の保育園もあり育児経験のある先輩たちが多く在籍しています。フルタイム勤務で働くロールモデルもたくさんいましたが、子どもとの時間も作りたいと思い時短勤務をしています。職場の理解もあり楽しく働いています。 |
施設紹介
職員食堂・カフェレストラン
最上階の7階に職員食堂とカフェレストランがあります。四季色とりどりの美しいパノラマ景観を映し出す手稲山をご覧いただきながら、食事を楽しめます。
身体に優しいメニューで職員に大好評です。 |
日替わりメニューをお楽しみください。 |
売店
1階にはヤマザキショップさんがあります。飲食物やちょっとした日用品も購入でき、とっても便利です。おいしいパンも豊富にご用意! |
保養施設
ニセコ(ひらふスキー場そば)にあるペンションを保養施設としています。多くの職員が利用しています。 |
みんなのトイレ
当院は、「札幌市LGBTフレンドリー企業」として登録されています。 |
行事
歓迎会、花見、忘年会など、年間を通してさまざまな行事を行っています。
奨学金制度
当法人では、次世代を担う看護学生を志望されている方が、専門の学習をしながら、有意義な学生生活を送ることを支援するため、奨学金制度を用意しています。詳細はホームページをご覧いただくか、法人本部人事部にお問い合わせください。