前立腺がんに対する短期間陽子線治療のお知らせ
最短12回での治療が可能です
前立腺がんに対する放射線治療は、これまで35~39回の照射が必要とされてきました。当院では、金マーカーと放射線治療用吸収性材料(ゲルスペーサー)を併用することで、
がんの位置をよりに正確にとらえて照射することができ、直腸など周囲臓器への副作用を軽減することが可能となりました。
これにより1回あたりの線量を増やす短期集中治療(寡分割照射)を導入することができ、
従来よりも短期間(12回/3週間)での治療が可能となっています。
12回での治療が適しているかどうかは、がんの進行の程度や既往歴(これまでに受けた治療やご病気の影響)により異なります。
診療や画像検査をおこなったうえで、患者様一人ひとりに最も適した治療回数・方法をご提案いたします。
保険診療で治療が可能です
当院の前立腺がんに対する陽子線治療は、保険診療の対象です。入院の必要はなく、お仕事を続けながら、普段の生活リズムを保ったまま治療を受けていただくことができます。
お問い合わせ・ご相談
札幌高機能放射線治療センター(SAFRA)直通電話番号 : 011-676-7419
メール : safra@kojinkai.or.jp
お問い合わせページ : https://kojinkai-safra.jp/inquiry/index.html
初回相談・お問い合わせ時にご準備いただきたいもの
陽子線治療の適応や治療内容についてご相談いただく際は、
以下の資料をご用意いただくと、よりスムーズにご案内できます。
- 紹介状(診療情報提供書)
- 画像データ(CT、MRI、PET-CTなど)※CD-Rなど
- 病理診断報告書(お持ちの場合)
- これまでの治療経過がわかる資料(手術・放射線・薬物療法など)
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公開日:2025年11月10日



