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病院職員の新型コロナウイルス感染について(第2報)

 当院に勤務する臨床検査技師の新型コロナウイルスへの感染について第2報をお伝えします。

 

 まず、当該職員と濃厚接触等の疑いのあった入院患者様および職員のPCR検査を実施した結果、該当者全員の「陰性」を確認しました。

また、当該職員が所属する臨床検査(生理検査)部門については59日(土)まで業務を停止し、濃厚接触者に該当しない同部門の職員についてPCR検査を施行すると共に、自宅において健康観察を行います。併せて、同部門の複数回に渡る消毒の実施と共に、院内全域につきましても消毒作業を完了しています。

 

今後の当院の診療体制ですが、濃厚接触者等のPCR検査が全て陰性であったこと、当該職員の院内における行動範囲が極めて限定的であったこと、さらに前述の対応を講じることを踏まえ院内感染等が広がる可能性は極めて低いと判断し、札幌市保健所の指導も仰いだうえで、入院診療ならびに外来診療について通常どおり継続することといたしました。ただし、臨床検査(生理検査)部門は511日(月)に再開します。

 

なお、今回PCR検査で陰性となった職員につきましても感染拡大防止の観点から、引き続き自宅待機として健康経過観察を継続して参ります。

 

この度は患者様、連携医療機関の皆様、また関係者の皆様には、大変ご心配をおかけしました。引き続き職員一同感染防止に万全を期し、地域の皆様に安心して治療を受けて頂けるよう努力して参ります。何卒ご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

令和255

社会医療法人孝仁会 北海道大野記念病院

院長 大川洋平